千葉県木更津市に住むようになって25年近くになりますが、木更津駅から君津市の上総亀山駅を結ぶ久留里線に乗ったことが一度もありませんでした…
なぜか?というと…
- 車の方が動きやすい
- 乗り方がよくわからない
こんな理由でした。
自宅は、久留里線の祇園駅から徒歩で行けるところにあるので、使っても良いはずですが、木更津駅で飲み会があった場合でも、車で駅まで行って運転代行で帰ってくるという風にしていましたので、本当に乗る機会がありませんでした。
ちなみにこちらが祇園駅です。無人駅で、可愛い感じの建物があります。
ちなみに久留里線について、少し調べてみたところ…
【概要】
かつて気動車王国と呼ばれた房総半島に残る数少ない非電化路線で、千葉県内のJR線では唯一のものである。列車無線が整備されていないため、乗務員との連絡や運転規制の通告は、駅社員を介すか、衛星携帯電話や(業務用)携帯電話にて行われている。集客イベントとして、スタンプラリーや「駅からハイキング」などのイベントをJR東日本や沿線自治体の木更津市・君津市・袖ケ浦市などが開催している。【路線データ】
路線距離(営業キロ):32.2km
軌間:1067mm
駅数:14(起終点駅含む。うち、無人駅11駅)
久留里線所属駅に限定した場合、内房線所属の木更津駅が除外され、13駅となる。
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
交換可能駅:横田駅・久留里駅
最高速度:65km/h
保安装置:ATS-P
運転指令所:千葉総合指令室(内房指令)
全区間が千葉支社の管轄である。 久留里線所属駅にみどりの窓口は設置されていない。
という事で、路線距離は、32.2kmと短くその間に駅が14駅あり、うち無人駅が11駅で、最高速度は、65km/hという路線です。
今回は、富津市の青堀駅から乗車したので、祇園駅までの切符を購入(240円)して内房線で、木更津駅で降りてから、久留里線に乗車です。木更津駅での乗り換えの場合は、改札を出る必要がないので、便利です。同じJR東日本の鉄道だから当然と言えば当然かもしれませんが…
今まで久留里線を乗らなかった理由の一つとして、乗り方がわからないという事がありましたが、今回初めて乗車してみると…こんな掲示がされています。久留里線は、2両編成で運行しているのですが、このワンマン運転という方式ですと、木更津駅、横田駅、久留里駅以外の駅では、進行方向に向かって前方の車両のみがドアが開き、広報の車両は、ドアが開かない方式なんです。どうりで、木更津駅で乗車した際に、後方の車両に乗ったら、だれもいないはずです・・・
こんな感じの後方の車両。車内は、とても綺麗ですね。きちんと優先席などもありますし、普通の内房線などとそん色ありません。
そうこうしているうちに祇園駅に到着しました。1駅なんで、すぐについてしまいます。私が乗った久留里線の外観は、こんな感じです。E130-109 という数字が見えますね。駅のホームでは、お母さんがたが子供たちを送っていました。電車で遠足にでも行くのでしょうか?
降りる際に、運転手の方に切符を手渡しております。定期券の方は、見せるって感じでした。suicaなどを使う事は、できませんので、注意が必要です。
人生初体験をしたので、機会があったら、久留里まで電車でのんびり旅をしてみるなんてのも良いかもしれません!